ネットワーク入門

回線交換方式とは

通信における回線の利用の仕方は、複数の通信が一つの回線を共有するかしないかで分類することができます。代表的なものとして、回線を共有しない方法では回線交換方式があり、共有する方法ではパケット交換方式があります。歴史的には回線交換方式のほうが先にあり、パケット交換方式は後から登場しました。

回線交換方式では、二台のコンピュータは、それぞれ回線交換機と呼ばれる機器に接続されています。また、回線交換機の間には複数の通信回線が接続されています。通信を行うときには、回線交換機が回線の確保を行います。

回線交換方式においては、通信の開始から終了まで、通信回線が占有されます。通信回線を占有するおかげで一定の通信速度を確保することができます。そのかわり、通信を希望する数が通信回線の数を上回ると、通信が行えないという事態が発生します。


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