ネットワーク入門

サブネッティングとは

ホストに割り振ることのできるIPアドレスの数には制限があるため、できるだけ無駄のないようにIPアドレスを割り当てる必要があります。

この無駄を解消するための方法が、サブネッティングです。サブネットワークと呼ばれることもあります。サブネッティングとは、ホスト部をさらにサブネット部とホスト部とに分割し、サブネットマスクの長さを変えることで、IPサブネットを細分するという手法です。

例えば、クラスCの場合、サブネット部を1ビットとすると2つのIPアドレスに細分できます。サブネット部を2ビット、3ビット、4ビットとすると、それぞれ4、8、16のIPサブネットに細分できます。こうして、サブネッティングにより、クラスCより小さなIPサブネットを作ることができ、IPアドレスを有効に割り当てることができます。

現在、グローバールアドレスの割り当てを受ける場合、クラス単位で割り当てを受けることはほとんどなく、サブネッティングされた、より小さなIPサブネットが割り当てられます。


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