イーサネットコンバータの設定
まず、設定のための、有線LANに対応したパソコンを用意します。設定用パソコンに、WLI-TX1-AMG54のユーティリティCDを使用して「イーサネットコンバータマネージャ」をインストールします(イーサネットコンバータマネージャはBUFFALOのウェブサイトから入手することもできます)。
WLI2-TX1-AMG54には、LANポートがあります。設定用パソコンとWLI2-TX1-AMG54をLANケーブル(別途用意してください)で接続します。
次の手順で、WLI2-TX1-AMG54の設定画面を起動します。
- イーサネットコンバータマネージャを起動する。
- イーサネットコンバータを接続したネットワークアダプタを選択する。
- イーサネットコンバータを検索する。
- 「イーサネットコンバータ検索」ウィンドウが表示されたら、該当するイーサネットコンバータを選択し、[WEB設定]ボタンをクリックする。
ブラウザが起動して、ユーザ名とパスワードの入力画面が表示されます。ユーザ名は「root」で、初期のパスワードは空欄です。ユーザ名とパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。そうすると、WLI2-TX1-AMG54の設定画面が表示されます。
右下にある[アドバンスド]ボタンをクリックします。それぞれの項目で以下のように設定します。以下に書かなかった項目は、出荷時設定のままです。
- 無線設定
- マルチクライアント:有効
- マルチクライアント時に使用するMACアドレス:本機のアドレス
- ESSID(SSID):アクセスポイントに設定したSSIDと同一にする
- ネットワークタイプ:アクセスポイント経由通信
- a/g切り替え設定:自動(11g優先)
- データの暗号化:AES
- TKIP/AES WPA-PSK(事前共有キー): アクセスポイントに設定したWPA-PSKと同一にする
- ネットワーク設定
- IPアドレス:DHCPサーバからIPアドレスを自動取得
- 管理設定
- イーサネットコンバータ名:ECxxxxxxxxxxxx (xxxxxxxxxxxxはイーサネットコンバータのMACアドレス)
- 管理ユーザ名:root(変更不可)
- 管理パスワード:適当に入力(出荷時設定では空欄)
以上で、イーサネットコンバータの設定は完了です。